2020年02月27日

2020年入試振り返り⑧東京女子校入試(その2)

2.後半入試の激化

2月1日からの東京入試では、
1日午前・午後
2日午前・午後
で合格を取り、3日以降チャレンジするというパターンが増えています。
しかし、2020年は、この3日以降の後半入試の激化が著しかったといえます。
実質倍率の変動を見ると(2018年→2019年年→2020年の順)、

2/3
豊島岡② 6.9→6.9→7.2
学習院女子B 3.0→4.0→6.5
晃華③ 1.5→1.9→3.8
富士見③ 3.0→2.8→3.1
東京女学館④ 3.5→3.8→5.8
大妻中野④ 1.1→1.5→2.1
三輪田③ 2.5→1.5→2.9
(午後)
國學院久我山ST② 3.3→4.1→4.6
共立女子③ 3.9→6.0→8.1
恵泉③ 2.9→3.0→9.4

2/4
豊島岡③ 8.1→5.7→8.2
吉祥女子③ 8.3→7.7→10.3
浦和明の星② 6.7→5.5→8.5
淑徳与野② 4.5→8.2→7.1
品川女子③ 3.9→3.0→5.1
山脇C 3.4→6.2→5.8
跡見特待③ 1.1→1.6→2.7

といった学校が激化しています。

前年から大きく激化した学校が多いのですが、特に注目なのは、恵泉③です。前年から大きく倍率がアップして、2019年→2020年の合格者数/受験生数の割合は33.3%→10.6%と激変しました。恵泉は、2/2が日曜日だったこともあり、2/1〜2/3全日程午後入試にするとの変わった方式になりました。そして、他日の入試でも、
恵泉① 1.8→1.6→2.5
恵泉② 1.8→1.9→2.9
と激化しました。併願受験し易くなった結果、併願でも連続受験する層が増加したのだと思われます(ちなみに、S塾親から聞いたところだと、塾から併願校として強く勧められていたそうです。)。ただ、その結果、第一志望者には相当程度厳しかったようで、妹ねこさんの日能研校舎での合格者も、より上位との併願受験生のみだったみたいです。

このように、後半日程は、合格を得た学校より上位校へのチャレンジ層、最後のチャンスにかける熱望層、前半日程で上手くいかなかった上位層などが入り乱れ、偏差値表など役に立たない予測不能な状況にあると思います。

なお、5日は、学校数も少ないところ、2019年に大妻④が新設され、他校がやや緩和しました。2020年は、大妻④の2019年での高倍率を敬遠したのか、國學院久我山ST③などが増加しました。

後半日程は、実力だけでく、精神力の勝負であるとも思います。多くの場合、2/1や2/2で不合格の結果を受けてなお試験に向かわねばなりません。12歳の子どもにはあまりに酷とも言える状況です。それだけに、後半日程のみで勝負しない、試験日程全体での併願組みを具体的にイメージして考えておくべきと思います。
posted by トロロネコ at 00:00| Comment(0) | 中学受験一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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