大宮開成以外では、栄東①、開智①などは、それ程大きな変動はありませんでした。
ただ、栄東は、東大Ⅰ・Ⅱ共に、4科又は算数1科目入試となりました。
このうち、算数1科目入試は、
東大Ⅰ 14.5倍(受験者29名→合格者2名)
東大Ⅱ 10.5倍(受験者21名→合格者2名)
(いずれも女子のみ)
と極めて厳しい入試です。
東大Ⅱは4科でも、出願前年比130%増、実質倍率2.2→2.9となっており、厳しくなっているのだと思います。
他方、開智は、先端特待・A・B、開智②は、いずれも実質倍率が大きく減員しています。
先端特待 4.3→3.3
先端A 4.7→3.0
先端B 6.0→3.4
開智②3.4→2.4
(いずれも女子のみ)
入試日程の変更があり、かつ、近年の高難易度化からの敬遠されたのでしょうか。この開智の影響が大宮開成に及んだのではないかと思います。結果、2020年の総受験者数で、開智は大宮開成に抜かれているようです。
その他、西武文理、獨協埼玉、埼玉栄などで受験者が増加していますが、合格者数も比例して増加させており、大きな変動はありません。
そして、埼玉入試で注目なのは、青山学院大学系属浦和ルーテルです。
青山学院大学の系属校となったことで、2019年から受験者数が増加していますが、2020年は第一回入試で、出願が前年比199%増となりました。
もっとも、ここも合格者を比例して前年より多く出したので、倍率が大きく変動することはありませんでした。
埼玉男子入試では立教新座が大変人気ですが、女子入試では唯一のMARCH付属校入試なので、今後、女子受験生をさらに増やすのか注目だと思います。
また、埼玉県の女子校3校、浦和明の星①、淑徳与野①、大妻嵐山①はそれぞれ受験者は増加しましたが、比例して合格者もそれぞれ若干多く出したので、実質倍率的には、それ程大きな変動はなく、昨年までと同じ入試状況だったと言えると思います。
このうち、大妻嵐山は、1月10日午後の大妻嵐山②が前年比149%もの出願がありました。この入試も合格者数は比例して多く出したので変動はなかったと言えると思いますが、貴重な午後女子校入試の機会なので、今後、さらに人気が出る可能性があると思います。

