2021年08月05日

2021夏

パンデミックの中でのオリンピック開催という異例の状況にあり、オリンピックが始まってからは浮かれた気分も広がる一方、陽性者数も増加するなど、混沌としているように思われます。

学校は夏休みに入り、ねこさんたちも様々に過ごしています。


姉ねこさんは、昨年は殆ど無かった部活が、今年はあり、最終学年として勤しんでいます。それ以外は塾に行ったりし、毎日それなりに忙しいようです。来年は受験生としての夏になりますので、限られた中とはいえ、中高一貫生活での青春を謳歌して欲しいところです。


妹ねこさんは、部活は殆ど無いため、予定があまり無く暇そうです。友達と会う約束も何日かあるようですし、宿題もソコソコあるようなので、やる事が全く無い訳では無さそうですが、それでも暇を持て余しています。


思えば、中学受験生だった時には、毎日のように夏期講習に行き、家でも428問題に取り組んだりして、密度の濃い時期を過ごしていました。定めた目標に向かってひたすらに進んでいくということが、いかに充実していたことだったのか、今になって身にしみてきます。出勤や帰宅時に塾帰りの中学受験生と思われる子を見ると、夏期講習で悶えていた時期を懐かしく思い出します。

苦しい時期を過ごされている方もいるかと思いますが、時が過ぎれば思い出となります。精一杯頑張って欲しいです。

posted by トロロネコ at 00:00| Comment(0) | 中高一貫生生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年07月15日

文理選択

中高一貫校の多くが、高2から文系と理系にクラスが分かれます。
そのため、高1の間にどちらのクラスにするか決めることになります。
「文理選択」です。

だいたい、高1の6月ころから夏前までの間に、大学受験への意識を高めていくと共に、将来の職業や学部の情報などを得て、方向を決めていくことになります。
ただ、目指す職業や学部を既に決めている人もいます。
医学部医学科志望だと、早いと中学生段階から、多くは高校入学時には志望が固まっていて、塾通いなどを開始して現役合格を目指して対策を開始しているようです(後から志望する人もいますので、一概には言えませんが)。

そして、高1の夏から年内にかけて、文理選択を考え、年末あるいは年明けには決めることになります。
この過程の中で大学受験生としての意識が醸成されるようです。
周りも受験に向けて色々と動き出すようで、クラスの雰囲気も変わっていき、勉強するのが当たり前のようになり、中だるみは徐々に排されます。

中高一貫校の多くが高3ではなく高2から文理クラス分けをするのは、このような高1での過程を経るためなような気がします。
高3からだと、どうしても中学後半から高1段階での中だるみが続き、高2からの巻き直しとなり遅くなってしまうからでしょう。

姉ねこさんも、昨年夏の間、色々と悩みました。
しかし、秋になり、志望がはっきりすると、中だるみが吹き飛んでいったように思います。
この夏の間、(特に東京都民は)行くところが限られますので、話し合いをする機会とすると良いのかもしれません。
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2021年07月14日

ドラゴン桜

少し時間が経ってしまいましたが、テレビドラマ「ドラゴン桜」が最終回を迎えました。
中学受験を考えるにあたっても、非常に参考になる出来事の多いドラマだったと思います。
父ねこは、学生時代からの「週刊モーニング」愛読者であるため、原作の方も読んでいたのですが、
テレビドラマ版は原作とは設定やストーリーも異なり、双方ともに楽しめました。

さて、テレビドラマ版でのストーリー展開の中で、大学受験の仕組みについて詳しく知らないと、
その意味が良く分からないのではないか、と思われる点がいくつかありました。
実際、一緒に見ていたねこさんたちは、なぜそうなるのか分かりづらかったようです。
ただ、時間の関係もあったのか、サラッと過ぎてしまっていたので、そのうち二点ほどコメントしたいと思います。

(以下、ネタバレも一部ありますのでご注意ください。)


①文転
理系トップの生徒だった藤井君は、桜木先生からのアドバイスにより、理科一類志望から理科二類志望となり、
さらにその後、桜木先生より「文転」をするように言われます。
文転とは、理系志望から文系志望に変わる(転じる)ことです。
なぜそうなるのかというと、理系科目、特に数学に弱点があったりする場合に、変更することが多いようです。
理系だと数学は必須であり、かつ、そのレベルも高い一方、
文系では数学は不要だったり、必要であっても理系よりは周りのレベルは落ちます。
そのため、状況を見て、文転する人もいるようです。
しかし、かなりリスクのある選択だと思います。
特に、中高一貫校の場合、多くは、高校2年からは文理選択のうえでクラスも分かれていたりします。理系に進むと学校の授業で扱わない文系科目も発生します。
テレビドラマでは、藤井君は、歴史科目についてクラスメイトから教えを乞うとの場面もありましたが、
それだけで従来から文系選択していた受験生に太刀打ちできるのでしょうか。相当な賭けだと思います。しかも時期的に受験直前なのでかなり無理があると思われます。
実際、文転して成功したケースもありますが、この選択の重大性を知っていると、
藤井君の選択の重みがよりリアルに感じられるのではないでしょうか
(もっとも、ドラマでは、その後さらに色々とあり、藤井君は理科一類受験を決めることにはなります。)

②共通テスト利用入試
早瀬さんは、東大は不合格でしたが、青学の経営学部に「共通テスト利用入試」で合格しました。
「共通テスト利用入試」とは、大学個別の入学試験ではなく、大学入試共通テストの結果のみで合否判定される入試形態のことです。
現在、私立大学の多くで実施されています。
共通テスト実施日前が出願締切となっていることが多いので、早瀬さんも、共通テスト受験前に出願していたのでしょう。
そして、例えば、青学の経営学部の場合、共通テストの結果を、
・国語(100点満点)
・英語(100点満点(うちリスニング50点満点))
・地歴公民数学のうち1科目(100点満点)
の計300点満点に換算して合否が決定されます。
発表は国立大学受験の前になされることもあり(青学の経営学部はそう)、安心して国立大学個別入試に臨むことができたりします。
早瀬さんは、東大個別試験の時には、青学の合格を知っていた可能性があります。
国立大受験生にとっては、共通テストの利用ができ併願校対策に力を削がれないため、
使い方によっては、とても良いと思います。
実際、ねこさんたちの学校でも、国立大志望の先輩方の多くが利用しているようです。
(その他、共通テスト「併用」入試などもありますが、ここでは割愛します。)

もっとも、その合格水準は極めて高いです。
青学の経営学部でも2021年入試では共通テスト85%の得点が必要だったとされています。
早稲田は法学部や政治経済学部などでは共通テスト利用のみの入試が実施されますが、
その合格ボーダーは90%を超えます(ちなみに、慶応には共通テスト利用入試がありません。)。
また、MARCHでも共通テスト利用入試がありますが、いずれも得点率80%を超えることを要しています。
すなわち、難関国立大学受験生であっても、簡単には合格できません。
そう考えると、一般受験では青学に届かないものの、
東大専科で勉強し、東大の共通テスト足切りボーダーを超えるまで努力したからこそ、
青学に合格できたと言え、ドラマの展開としては、かなりリアルだったのではないかと思います。

いずれにしても、現在の大学受験の背景事情もうまく取り入れ、非常に良いドラマだったのではないかと思いました。
posted by トロロネコ at 00:00| Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする